洗車は簡単にやるべし！ -整備士の勘-

14年10月18日
筆者　小川

　『洗車したい』と思っても、「時間が無い」「場所が無い」「翌日に雨が降ったらと思うと・・・」なんて感じで中々出来なかったりすることがあると思います。
　でも、もしそれが“ふとした瞬間”にできるものだったら・・・？
　今回の整備士の勘は、そんな『洗車』のお話です。

◎　洗車は簡単

　「早起きして明日の朝やるぞ！！」なんて意気込むと、段々と面倒になって洗車しなくなるかも。
　それなら気分転換のつもり洗車してみると良いのかな、なんて思います。
　「洗車は簡単」そんな気持ちでいた方が定期的にやりやすいものです。

　さて、まずは車を綺麗にしたいと思う瞬間はどんな時なのか。
　そのあたりから、お手軽な手入れの方法を考えていきます。

①　洗車したいのはどんな時？

　中途半端に降った雨の後

―― ボディーについた薄い砂埃等が、雨で斑になって汚れが目立つ！

　雪の降った後

―― ここ静岡県（筆者は富士市在住です。）は、雪もそれほど降らない所が多いので、「中途半端に降った雨の後」以上に汚れが目立つことも。

　鳥爆弾

―― 鳥の糞が直撃するのは、悲劇だと思っています。

　凍結防止剤や悪路走行後

―― 冬の山道等の凍結防止剤が散布されてそうな道を走った後は、汚れが見えなくても気持ち的には洗いたくなります。
　悪路はそのままの意味ですね。土や砂埃でホイールからドロドロになっている時とか。

　ずーっとほったからして砂埃が積もっている時

―― これについてはもう何も言うことはないですよね。

②　そもそも洗車ってなんだろう？

　洗車のイメージというと・・・

１．洗剤をつけて水で洗う
２．拭き上げる
３．ワックス（撥水コート）を掛ける

　このあたりの３セットが大概の洗車のイメージでしょうか。
　もしくは

４．窓ガラスに撥水コーティングをかける
５．室内の清掃一式

　も加えての４か５セット。

　詳しい洗車の方法は割愛しますが、全部やると間違いなく１時間では終わりません。
　綺麗になるのはわかっていても簡単にできないから悩むんですね。

　そこで、「①　洗車したいのはどんな時？」のような事が起こった直後に、ざっくりと部分的に洗えばそれだけで十分に綺麗になるのです。

　ですが、それもできないからさらに悩むわけでして…。
　
　できないとか、悩むとか、遠まわしな言い方をしてますが、要は面倒なんですよね。
　（筆者も洗車不精なので面倒な気持ちがよくわかります。）

　それでも綺麗にしたい、という方にはコーティングがオススメです。

③　コーティングの勧め

　コーティングなんてさらに面倒になるのにどうして？

　コーティングは洗車の後にかけるので、確かに最初は大変になりますが、一度やってしまえば後のお手入れが段違いに楽になります。

　３ヶ月？６ヶ月？１年？２年？　コーティングは長持ち

　一度かければ後はしばらく水洗いでＯＫ　というメリットが長持ちします。
　持続性能はコーティングの種類によってマチマチですね。

　強いコーティングというとガラスコーティング系で２年以上は効果が持続する物もあるようですが、これの施工にはある程度の下準備（施工要領を覚える等）をしないと「失敗」の恐れも。

　個人的には、コーティングは手間のかからない洗車の最中にできる物や、ワックスがけの感覚でできる物が良いですね。特に洗車後の水滴の付いたボディーに散布して一緒に拭き上げるタイプが簡単で、しかもこれ意外と長持ちするんですよ。

　撥水性と親水性、どっちがオススメ？

　筆者個人は撥水が好きです。しかしこれは好みで良いのではないでしょうか。
　親水性にも興味がありましたが「汚れの防止効果」はそれほど高いわけではないようですので、あえてオススメするのなら、「コーティングの効果が一目瞭然な撥水」の方かなと。

　メリットが多くあるコーティング、でもやっぱりめんどーだ、というあなたに洗車機の勧め。

◇　洗車機の勧め

　上でも書きましたが、コーティングをかける前に洗車しなくてはなりません。
　それを洗車場で手洗いでやっても良いのですが、洗車機を使えばとっても楽になります。

主なメリット

―― 速い

―― 寒い・暑いが最小限

―― 効果対費用が良い

　大きい車になればなるほど速さの恩地は大きくなりますし、夏の炎天下や冬の冷たい風の中の作業を最短でできるメリットは大きいです。
　洗車機の設定で、最後のエアブロー（風で水を飛ばす）を解除すれば、水滴の付いたボディーにコーティング剤をスプレーして拭き上げの施工も簡単。
　セルフのスタンド等でできますし、費用も格安といって良いお値段でありますね。

　デメリットは、磨きキズの不安・・・という事くらいでしょうか。

　気にならない人は気にならない程度だと思いますが、黒っぽいボティーで条件が揃うと目立って見えるかと思います。
　磨きキズは手洗いでも付きますが、洗車機はビフォアー・アフターが素早く分かるので磨きキズが目立って見えるのかな？

　磨きキズへの対処は、これもまたコーティングが効果的だったります。
　コーティングを掛けておけば磨きキズが付きにくい、というだけでなく、付いてしまった磨きキズが目立たなくなる効果があるコーティングもあります。

　洗車機とコーティングの組み合わせは、有りです！

　これでもまだ面倒というあなたはもう、プロに任せてしまえ！

☆　プロにまかせてしまえ！

　富士市内のコーティング専門業者の施工料金を見たところ軽自動車で30,000円～が多いようですね。　メニューによってはアフターメンテナンスや簡単なお手入れ方法等も教えてもらえるはずなので、綺麗を長続きさせるには効果的でしょう。
　下地処理の関係で新車は割引があるところが多いので、買って速攻でコーティングしてもらうのも有りかもしれません。

　コーティング専門業者のコーティングはすごいですよ。価格に見合う見栄えがあります。

　それと、一応宣伝しないといけないので…

　トップ自動車の撥水コーティング

３，０００円～　税抜き
（施工時間３０分～）　車検点検時割引有り

　うちのコーティングは、シリコン系のポリマーコートになります。
　専門業者のコーティングとは比べられませんが、コストと時間のお手軽さで勝負してます。

　ついでに、

　トップ自動車の下回り洗車

２，５００円～　税抜き
（施工時間１５分～２５分）　最低地上高の関係で施工不可車両有り。

　泥や凍結防止剤のついた下回りが気になる方はこちら。
　洗浄のプロが下回りの汚れをパワフルスチームで綺麗に洗い流します。

後書き

　最後は少し乱暴な形になってしまいましたが、面倒だから他人にやらせる、というのは手段として有りなのかなと思います。ガソリンスタンドの洗車機の撥水メニューからコーティング専門業者までピンキリですけどね。
　上にちらっと書きましたが、うちの会社にもコーティングのサービスがありますので、機会があれば利用下さい＾＾

　

　（株）トップ自動車のボディー撥水コーティング。
　お任せ施工（当社にて全て作業します）
　施工時間　30分～
　軽自動車　￥3,000～　
　コーティング剤のボトル販売も致します。　

　走行しながらエンジン内の汚れを徐々に取り除き洗浄を行うので、隅々までしっかりと汚れを落とすことができます。
　3000～4000ｋｍ走行してからが交換の目安です。

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